神戸市では、地産地消に関する取り組みが活発におこなわれています。
地産地消は、新鮮で安心感のある農産物を食べられることが大きなメリットですし、食文化についての理解も深められるでしょう。
そこで今回は、神戸市にお住まいをご検討中の方に向けて、市がおこなっている地産地消の取り組みについてご紹介します。
神戸市の地産地消の取り組みについて!「こうべ旬菜」って何?
神戸市では、「こうべ旬菜」と呼ばれる野菜が売られています。
市内で人や環境に配慮しながら栽培された野菜が登録されており、全部で18品目あります。
大きな特徴は、以下の2点です。
●通常よりも化学肥料や化学合成農薬の使用を減らしている
●「こうべ版GAP」に取り組んでいる
GAPとは、「良い農業の実践」を意味する「Good Agricultural Practice」の略称です。
ヨーロッパで始まった考え方で、日本全国や国際的に統一された基準もありますが、神戸市では基本的な取り組みから始められるように独自の「こうべ版GAP」を制度化しています。
生産者は「農薬はラベルに記載されている使用法を守ったか」「出荷資材は整理整頓して管理しているか」など、作業工程ごとにチェック内容をまとめ、それに基づきながら生産・出荷します。
そのため、安全な農産物づくりや環境の保全などにつながるのです。
神戸市の地産地消の取り組みについて!こうべ旬菜の品目や取り扱い店
「こうべ旬菜」として生産されているのは、全部で18品目です。
主に、「キャベツ・ブロッコリー・小松菜・水菜・チンゲンサイ・スイートコーン・ホウレンソウ・トマト」などがあり、他にもさまざまな野菜が1年を通して出荷されています。
市内の小売店で売られており、積極的に販売している取り扱い店は「こうべ地産地消推進店」に登録されています。
神戸市のホームページからも確認できますから、取り扱い店を詳しく知りたい方はチェックしてみましょう。
また、こうべ旬菜であるかどうかの目印は、シンボルマークの「菜菜ちゃん」です。
こうべ旬菜の場合は、野菜を包装している袋などに菜菜ちゃんが印刷されています。
「新鮮で安心の野菜」と「主婦の満足な顔」をイメージして作られたキャラクターで、こちらもホームページで見られますから、ぜひ確認しておきましょう。
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