今回は、賃貸物件のルームシェアについて解説します。
賃貸物件を友人とルームシェアすることによって得られるメリットとはどんなものなのか、その反面どんなデメリットがあるのか、それらについて解説していきます。
仲のよい友人とルームシェアをすることを検討中という方は、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件を友人とルームシェアすることによるメリットとは
賃貸物件を友人とルームシェアすることによって得られるおもなメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
●家賃を友人と分けられるので負担が軽くなる
●家事も分担できるのでラクになる
●一人暮らしで話し相手がいないというような寂しさがない
これらのメリットのなかでもとくに大きいのは、家賃負担を軽くできるという金銭的メリットでしょう。
「部屋の大きさが同じだから家賃折半」「大きい部屋を選ぶほうが少しだけ家賃を多めに支払う」などスタイルはさまざまですが、負担が軽くなることは間違いありません。
こうした家賃負担をどうするか、家事分担もどのように分担するか、このあたりをざっくばらんに友人と話し合えるという方に、ルームシェアは向いているといえますね。
ルームシェアを成功させるコツは「協調性を重視しながらも、決めておくべきことや言いたいことはきちんと相手に伝えて、相手の価値観も尊重しつつすり合わせをしていく」「お互いに決めたルールはきちんと守る」ということです。
価値観やルールに対する考えが似たような友人とのルームシェアなら、うまくいく可能性が高いでしょう。
賃貸物件を友人とルームシェアすることのデメリットとは
賃貸物件を友人とルームシェアすることは「金銭的負担が軽くなる」などのメリットがあるものの、以下のようなデメリットもあります。
●プライベートの時間はどうしても減り、一人だけの時間が作りにくい
●生活リズムの違い、価値観の違いなどでシェアメイトとの仲が険悪になるリスクがある
●シェアメイトの退職や結婚などでルームシェアが急に解消されてしまう可能性がある
最後の「ルームシェアの急な解消」については対処のしようがありませんが、最初に挙げたデメリットの「一人だけの時間が作りにくい」というデメリットを嫌だと感じる方は、そもそもルームシェアに向いていない方かもしれません。
また、2番目に挙げたデメリット「シェアメイトとの仲違い」についても、事前にしっかりルールを決めて、そのルール作りの際に「もめない、いやな顔をされない状態でルール作りを進められているか」というところまでしっかり確認しておけば、リスクはかなり減らせます。
ルール作り自体を嫌がる、この段階でもめる友人とはルームシェアそのものをやめたほうが賢明です。