賃貸のオプション断り方はどうする？交渉例や注意点を紹介

賃貸契約時に含まれがちなオプションとは

賃貸契約の際、見積りや契約書に「安心サポート」「消毒・防虫」「消火剤」などの項目が含まれていることがあります。これらは不動産業界でよく見られる付帯サービスであり、入居者にとって必要かどうか慎重に見極めるべき内容です。まず大前提として任意なのか契約の一部になっているのかが重要になります。

理由は任意なら賃貸借契約と関係ないので断っても何ら支障はありません。交渉不要です。

契約の一部の場合は賃貸借契約に関係して双方の合意になります。簡単に言うと貸主側が断れば双方の合意にならないために

貸主側からも契約を断ることが可能となります。交渉となります。

これをごっちゃにしている記事が多く勘違いしてる方が多いのが実状です。

大体記事はこう書いてあります。重要なのは、これらのサービスは法的に「任意契約」であり、契約を強制されるものではありません。「オプションを外すと契約できない」といった説明は不当であり、抱き合わせ販売として独占禁止法に抵触する可能性があります。付帯商品の販売は任意とする国土交通省のガイドラインも存在しています等です。

任意=仲介会社が勝手につけている

契約の一部=管理会社や貸主がつけている　と思ってもらえればまず間違ってません。

また、契約の一部なら必ず契約書の特約に書かれています。重要事項説明でも説明されます。

オプションを断るタイミングとその効果的な伝え方

賃貸契約に含まれがちなオプション（例えば、安心サポートや消毒・抗菌、浄水器など）は、契約の一部になっていることが大半ですが任意のものも本当に多いです。申し込み前・契約前にしっかり見積明細を確認し、不要なオプションが含まれていないかチェックすることが重要です。

オプションを断るのに最も効果的なタイミングは、申し込み前、あるいは申込書に記入する直前です。このタイミングならば、契約の一部の場合は「この条件で申し込みたいのですが、安心サポートは外していただけますか」といったように交渉して下さい。任意の場合は「不要です」の一言で大丈夫です。

また、契約時期にも注意しましょう。一般に、閑散期である６月〜８月や１１月〜１２月は、貸主側も空室を埋めたいと考えるため、オプションの削除など交渉が通りやすい傾向にあります。

大事な事なので再度言いますと

任意=仲介会社が勝手につけているので断っても契約に支障はありませんので断って下さい。

契約の一部=管理会社や貸主がつけているので交渉が必要になります。

：営業トークへの返し方と法的に任意である根拠(仲介会社がつけている場合）

賃貸のオプション契約において「セットでなければ契約できない」といった営業トークに遭遇した場合、まずは冷静に対処することが大切です。こうした主張には法的根拠がなく、任意である点をしっかり押さえておきましょう。

まず、営業担当から「このサービスと一緒でなければ契約できません」と言われた場合は、「契約自体はしたいのですが、そのオプションは必要ないので外してください」と、穏やかかつ明確に意志を伝えてください。曖昧な表現は誤解を生みやすいため、不要である点をはっきり示すことが重要です。

次に、法的にはオプション契約はあくまで任意であるという点をご理解ください。国土交通省の「賃貸住宅管理業者登録制度ガイドライン」において、付帯商品の販売は任意であることが明記されています。また、必要なものを無理にセットで契約させることは、「抱き合わせ販売」にあたり、独占禁止法第19条に抵触する可能性があります。

万が一、営業担当が強く勧めてきて困ってしまった場合には、以下のような相談先を活用することができます。消費者ホットライン（188）へ相談するか、最寄りの消費生活センター、公正取引委員会へ通報することで、法的観点からのアドバイスや調査が期待できます。

：任意のオプションか契約の一部のオプションは見分ける方法

でも、仲介会社が勝手につけているのか契約の一部として貸主側がつけているかなんてわかりませんよね。

一番簡単で確実な方法が相見積もりをとるということです。（3社がベスト）

賃貸物件に関しては貸主側がつけているものであれば同じ項目で同じ金額になります。貸主は一人なので当たり前の話ですね。

違うとしたら仲介手数料だけです。

3社くらい見積もりをとって項目が1社だけ多ければ仲介会社が勝手につけている可能性がありますし、逆に1社だけ少なければ忘れていたり・もれているという可能性もあります。その場合は確認したらいいと思います。

見積もりを嫌がり来店の催促ばかりするような仲介会社なら最初から候補から外したらいいだけです。

ただし、約90％以上の物件はどの仲介会社でも紹介可能ですが一部その仲介会社しか紹介出来ないという物件もあります。

そして口頭でなく記録が残るメールやLINEで行って下さい。

これをするだけで不要なオプションを断る手間が省けます。

一番安く見積もりを出した仲介会社へ行って不要なオプションがあるなら貸主側と交渉をお願いしてもらうという流れがスッキリします。

まとめ

賃貸契約時に提示される各種のオプションは、実は契約の一部で貸主側がつけているものが多いのですが契約するかどうかを自分で選べる任意のものもあり、必ずしも受け入れる必要はありません。オプションを断る際は遠慮せず明確な意思を伝え、納得できる形で契約を進めることが重要です。交渉の場合はお願いベースになるため聞き入れてもらえないことの方が多いのが実状です。

ただ、契約に関係ない不要なオプションは相見積もりをとればわかりますので面倒がらずにやった方が損はしません。

当社では仲介手数料も関係して単身用で3万円～6万円くらい、ファミリー向けだと10万円以上違うこともよくあります。

西宮の業者さんは勝手にオプションをつける業者はあまりないのでほとんどが仲介手数料の違いですが…

当店なごみ賃貸では西宮市を中心に芦屋市・尼崎市などの物件も取り扱っています。ホームページからのお問合せはお得にご紹介しております。仲介手数料なし！さらにホームページだけのキャンペーンもあります！ホームページに掲載してない物件もご紹介可能ですのでお問合せ下さい！相見積もりも大歓迎です！！