賃貸物件に入居したら、何より先に準備しなければならないのがカーテンです。
部屋の中が丸見えになるのを防ぐためにも、最初にカーテンを用意しましょう。
しかし、部屋の中で占める面積が大きいカーテンは、部屋の印象を左右するためすぐに決められないという人も多いのではないでしょうか。
また、サイズ選びに迷ってしまうという人もいるでしょう。
そこで今回は、カーテンの種類や選び方に加え、カーテンの正しい測り方についてご紹介します。
賃貸物件に入居したら絶対に必要?カーテンの役割と種類や選び方
多くの人が当たり前のようにつけているカーテンですが、カーテンにはどんな役割があるかご存じでしょうか?
まず、カーテンを付けることで外から部屋の中を観察できないようにする防犯の役割があります。
そのため、賃貸物件に入居すると同時にカーテンは必須。
可能であれば内覧時に窓のサイズを採寸しておき、入居日前に準備しておくのが理想です。
さらに、セキュリティ面だけでなく、カーテンには室温を調整する機能もあります。
カーテンをつけることで、夏場は直射日光で部屋が暖まり過ぎるのを防ぎ、夜は室内の暖かい空気が逃げるのを防いでくれます。
こういった役割を理解したうえでカーテンを選びましょう。
カーテンには、大きく分けて「ドレープ・ブラインド・ロールスクリーン」の3タイプあります。
ドレープカーテンはもっとも種類が豊富で、遮光や防音など目的に合ったタイプを選べますよ。
すっきりした部屋にしたいならロールスクリーン、細かく調光調整したければブラインドがおすすめです。
賃貸物件でも役立つカーテンの選び方!測り方がポイント
カーテンのサイズは、カーテンレールを基準に測るのが基本です。
まず、幅を測りましょう。
機能レールの場合は、レールの両端にある輪っか(固定ランナー金具)の中心から中心までの長さに約5%の長さを足したものが、実際に必要なカーテンの幅になります。
装飾レールの場合は、同じくレール両端のキャップの付け根からの幅に約5%足したものが実際必要な幅となります。
次に、丈を測ります。
一般的なドレープカーテンを購入する場合、掃き出し窓であれば、ランナーの下から床までの長さを測り、そこから1cm短い長さがおすすめです。
腰高窓の場合は、ランナーの下から窓枠の下までの長さよりも15~20cm長いカーテンにするといいでしょう。
一方で、レースカーテンを購入する場合は、ドレープカーテンよりさらに2cm短いものがおすすめですよ。