近年注目を集めているデザイナーズマンション。
デザイナーズマンションに明確な基準はありませんが、建築デザイナーがデザインした個性あるマンションのことを指すのが一般的です。
ここではデザイナーズマンションの特徴やメリット・デメリットについて解説しますので、興味のある方はぜひ物件選びの参考にしてください。
デザイナーズ賃貸物件のメリットとは?
デザイナーがこだわりをもって建築する デザイナーズマンションは、おもに以下のような特徴があります。
●上質な素材が使われている
●一点もののデザインになるため、オリジナリティに富んでいる
●天井が高い、窓が大きいなど開放的なデザインが多い
●ロビーや中庭など共有部分のデザインも洗練されている
●間取りのバリエーションが多い
●外観・内装ともにオシャレ
デザイナーズマンションといえば自分でインテリアに凝らずとも「オシャレ」な部屋にしやすいのもポイント。
外観や内装がデザイナーのこだわりに富み、一般的なマンションにはないオリジナリティがあります。
緑を取り入れた玄関やロビー、室内にはロフトや吹き抜けなど、ワンランク上のデザインが取り入れられているのも人気の秘密です。
また、不特定多数の人が暮らすマンションですからご近所トラブルは避けたいですね。
その点、デザイナーズマンションはどちらかと言えば富裕層向けに建てられることが多いため、住む人の社会的なステータスが高く、トラブルになりにくいといえます。
さらにデザイナーズマンションは、セキュリティや室内設備などが充実しています。
オートロックやモニター付きインターホン、防犯カメラ、宅配ボックスなども整っている物件が多くあります。
デザイナーズ賃貸物件のデメリットと注意点とは?
オシャレで洗練されたイメージのデザイナーズマンションですが、デメリットもあります。
家賃が高い
人気の高いデザイナーズマンションは入居希望者が多く、空室待ちの物件も珍しくありません。
その分、家賃も相場より高めに設定されています。
物件の数が少ない
一般的なマンションに比べてデザイナーズマンションは物件数が少なく、立地のよい物件はさらに品薄状態です。
デザイナーズマンションを探すなら、早めの準備が必要です。
使い勝手がよくない物件もある
中にはデザインを優先している物件もあり、生活動線があとまわしになっているケースもあります。
「外観重視のためベランダに洗濯物が干せない」「オシャレな天窓だけど夏の暑さが大変」など、実用面で不満が残るかもしれません。
修繕費が高い
デザイナーズマンションの多くは コストの高い素材を使っていることもあり、退去時の修繕費も高くなる傾向があります。
入居前に退去時の修繕費がどのくらいかかるのかをリサーチしておきましょう。