入居者の暮らし方によって、賃貸物件の部屋にはさまざまなにおいが付着します。
においの原因は発生源によって異なるので、まずはどこからにおいが発生しているのかを特定することが重要です。
そこで今回は、賃貸物件への入居を検討している方に向けて、賃貸物件に住んでいて困るにおいの原因と対処法をご紹介します。
賃貸物件に住んでいて困る部屋のにおいの原因とは？
代表的な部屋のにおいの原因は以下のとおりです。
●ゴミ箱に付着している生ゴミのにおい
●キッチン、お風呂、トイレ、洗濯機置き場の排水溝のにおい
●エアコンに付着したタバコやカビのにおい
生ゴミを直接ゴミ箱に捨てるなど、普段から対策していない部屋の場合、すぐに嫌なにおいが充満してしまいます。
特に夏場は食材が腐りやすく、においの原因になりやすいので注意が必要です。
また、キッチンの排水溝には油や生ゴミ、お風呂の排水溝には髪の毛や皮脂など、原因は異なりますが、排水溝にはにおいの原因となる汚れが付着しやすいという特徴があります。
排水管からのにおいを防ぐトラップが機能していない場合にも、嫌なにおいが発生するので、どこからにおいがしているかしっかり確かめてから対策してください。
賃貸物件に住んでいて困る部屋のにおいへの対処法とは？
においへの対処法は原因によって異なるので、原因に合った方法で対処することをおすすめします。
まずは、ゴミ箱に付着しているにおいへの対処法です。
ゴミ箱に付着したにおいは、綺麗に洗い流すことで解消します。
しかし、再び生ゴミをそのまま捨てるなどしてしまうとにおいが発生してしまうので、生ゴミはビニール袋に入れて捨てる、ゴミは直近の回収日に捨てるなどを徹底しましょう。
また、蓋つきのゴミ箱に変えることも効果的です。
次は、排水溝などの水回りに関するにおいへの対処法をご紹介します。
水回りに関するにおいを解消するには、原因を特定することが大切です。
排水溝が原因の場合は、汚れを取り除き、排水溝や排水管を洗浄できる掃除グッズを利用しましょう。
また排水管トラップが機能していない場合は、しばらく水を流すと機能するので、綺麗に洗浄した上で機能させてください。
最後にエアコンのにおいへの対処法をご紹介します。
エアコンのにおいが気になったら、まずは掃除機や洗剤でフィルターを掃除し、内部を乾燥させましょう。
また、市販で売られている消臭グッズを利用することも効果的です。
それでもにおいが消えない場合は、専門業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう。
すでに発生している部屋のにおいを解消するには、掃除することが重要ですが、今後においを発生させないために対策することも大切です。
今後、同様の原因でにおいが発生しないよう、こまめに掃除することをおすすめします。
