賃貸物件のトイレがどうなっているかは、物件を決めるポイントになります。
トイレが温水洗浄便座になっているかが、こだわり条件に入っている方もいるでしょう。
しかし、温水洗浄便座が故障してしまったら、どうするかご存じでしょうか？
賃貸物件を借りる方に向けて、温水洗浄便座をあとで取り付けられるのか、温水洗浄便座が故障したらどう対応するかをまとめます。
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賃貸物件のトイレは温水洗浄便座がいい！そのメリットとは
賃貸物件のトイレが温水洗浄便座であるメリットは、便座を温められるので冷たい便座に座らなくてすむ点です。
寒い時期は温かい部屋から暖房器具がないトイレに行くので、体が冷えてしまうかもしれません。
温水洗浄便座は便座を温められるので、寒さを和らげられるでしょう。
また、温水で洗浄できるので、トイレットペーパーを利用する回数を減らせて、肌への負担が少なくなるのも利点です。
ただし、温水洗浄便座ではない便座と比べると、電気代がかかるデメリットはあります。
温水洗浄便座は賃貸物件でも後付けできる？取り付ける方法とは
結論からいうと、契約した賃貸物件が温水洗浄便座ではなかった場合、実費で温水洗浄便座の取り付けが可能です。
ただし、賃貸物件には原状回復義務があるので取り外した便座は保管し、退去時にはもとに戻す必要があります。
また、温水洗浄便座を取り付けるときは、事前に大家さんや管理会社に許可を取らなければいけません。
温水洗浄便座は水道や電気の配線に手を加えなければいけないケースがあり、取り付けに失敗すると水漏れや漏電などで他の住人に迷惑をかける恐れがあるからです。
トラブルにならないように、事前に確認しておきましょう。
さらに、自分で取り付けた温水洗浄便座が故障した場合は、実費で修理しなければなりません。
賃貸物件の温水洗浄便座が故障した！修理・交換費用は誰が負担？
先程もご紹介したように、自分で取り付けた温水洗浄便座は、基本的に入居者が実費で修理・交換しなければなりません。
では、もともと賃貸物件の設備だった温水洗浄便座が故障した場合はどうしたらいいか、対処法をみていきましょう。
賃貸借契約書の設備に温水洗浄便座と記載がある場合、温水洗浄便座は賃貸物件の初期設備なので修理・交換費用は大家さんや管理会社が負担します。
ただし、大家さんや管理会社へ相談する前に入居者が独断で修理・交換を依頼してしまった場合は、費用負担してもらえないケースがあるので注意しましょう。
また、故障の原因が入居者の故意である場合も、入居者の費用負担となるかもしれません。
ちなみに、温水洗浄便座を実費で購入する場合の相場は、15,000円程度です。
別途、取り付け工事費用が必要になるケースがあるので、見積もりを取りましょう。
まとめ
温水洗浄便座付きの賃貸物件のメリットと、故障時の対応についてまとめました。
トイレは毎日利用するので、快適に過ごせるスペースにしたいものです。
そのため、さまざまな機能がついている温水洗浄便座は人気があります。
温水洗浄便座の賃貸物件をみかけたら、チェックしてみましょう。
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